科学技術の啓発

科学技術に関する知識の普及を図るため、青少年から一般市民まで幅広く理解と関心を高めるようイベント等を開催しています。

  1. 「テクノ愛」の開催
  2. おもしろサイエンスの開催
  3. 科学館・技術館訪問研修の開催

2019年度科学館・技術館訪問研修開催結果

21世紀をより豊かで夢のある社会にするためには、科学技術の進展が不可欠であり、創造性豊かな若者を育てることが求められています。そのためには青少年のときから科学技術の楽しさ、おもしろさなどを体験し、学ぶことが極めて重要です。

本年は、創業176年の歴史と伝統を基に、織物文化の継承と織物技術を探求する株式会社川島織物セルコンを訪問し、生徒と先生方が一緒に学ぶ研修会を開催しました。

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2019年度科学館・技術館訪問研修

開催日時 2019年8月6日(火) 午後2時00分〜4時10分
訪問先 株式会社川島織物セルコン本社 市原事業所(京都市左京区静市市原町265)
参加者 中学生・高校生・教員等24名
主催 公益財団法人京都技術科学センター
後援 近畿経済産業局、京都府教育委員会、京都市教育委員会
研修内容 ◇お話
1893(明治26)年業界ではじめて織物特許を取得した先進的な精神を源流に、帯や舞台の緞帳などを扱う「呉服・美術工芸織物」、日本の室内装飾を牽引してきた「インテリア・室内装飾」、自動車シート開発などのお話をお聞きしました。
会社の沿革などの説明 工場見学の留意事項等の説明

◇工場見学
伝統的な手織りの技法で、帯、緞帳、美術工芸織物などを一貫生産している「工芸棟」と、糸染めから高速の機械での織り、検反までインテリアファブリックを一貫生産している「生産棟」を、2班に分かれ、丁寧で分かりやすい説明をしていただきながら見学しました。
緞帳の説明 緞帳製造現場
精緻で熟練が求められる綴織 ジャカード織機を見学
高圧染色 生糸の精練
インテリアファブリックの製造

◇織物文化館の見学
1889(明治22)年に開館した国内最古の企業博物館を再館、染織品約8万点、内外の古書約2万点、創業以来製作してきた試織裂、原画類約6万点、合わせて16万点にものぼる所蔵品が展示されている「川島織物文化館」を見学しました。
織物参考館の模型 帯の説明

【参加者の印象&感想】
  • 織物や実際に織機を使って作られている現場が、思っていた以上に細かい作業で驚きました。
  • 博覧会に出品された美術作品の現品が見られ、一部触れることもでき、とても良かったです。
  • 一番心に残ったのはジャガード織機で、動きや仕組みをもっと調べたい。
  • つづれ織りという話は知っていたが、どのようなものか知らなかったので、あんなに細かい作業と知らず驚きました。
  • 長い時間と多くの人の努力で作られていると知った。
  • 一番面白いと思ったのは、見る角度によって絵が変わる椅子。織物でここまでするその技術力とそこまでたどりつく探求心はすごいと驚いた。
  • 製造現場を見て学ぶことが多かった
  • 織物というと古い物と思っていたが、最新の技術を取り込み絶えず進化していること、また技術に対する熱意に大変驚きました。
  • 製造現場がおもしろかった。また、織物文化館をゆっくり見たいと思いました。
  • 非常に手の込んだ手仕事と機械化された商品、その両方を両立しながらやっているのに興味を持ちました。
  • ともかく忍耐強い仕事だと思いました。織物製品の開拓精神をもって続けてほしいと思います。

(株)川島織物セルコン本社内

過去の訪問研修