科学技術の啓発

科学技術に関する知識の普及を図るため、青少年から一般市民まで幅広く理解と関心を高めるようイベント等を開催しています。

  1. テクノ愛
  2. おもしろサイエンス
  3. 子ども理科実験教室
  4. 企業訪問研修

おもしろサイエンスの開催

平成21年度おもしろサイエンス

クリスマス京都レクチャーの開催内容
開催日時 平成21年12月20日(日)13:30~15:50
会場 財団法人近畿地方発明センター ホール
参加者 32組親子(小学生40名・保護者33名)
プログラム
(1)バンデグラフを用いた「ファラデーの鳥かご」実験
形式: -ステージ・ミニミニサイエンスショー&全体実験-
内容:

ステージ上にバンデグラフと金網の大型かご、ステージバックには雷の画像、音響で雷の音を準備。
最初に「カミナリさん」「博士」「被験者」でミニミニサイエンスショーを行った。
金網に電気を通しても、電気は金網の表面を通って地面に流れるので、金網の中にいる人には影響がない事を実験した。各テーブルから児童10名近くが参加して、かごの中に入って体験した。

ミニミニサイエンスショーの様子

ファラデーの鳥かご実験中の様子

(2) 避雷針とシールドの実験・工作
形式: -個人・工作実験-
内容:

先ほどの実験の続きで、電気が内部に入らない装置(シールド)で、雷の被害を防ぐことができることを体験した。
そのしくみを小さくした「ミニ雷装置」を作り、手元で実験を行った。

ミニ雷装置の工作材料

ミニ雷装置 完成写真

(3) 電源のいらないラジオ!?「エコラジオ」の工作
形式: -個人・工作実験-
内容:

このラジオは「ゲルマニウムラジオ」といって、電池や電気もいらないシンプルでエコなラジオ。 電波状況にもよるが、屋外でちゃんとAM放送を聴くことができ、災害時にも役に立つスグレモノのエコラジオを工作した。

エコラジオの工作材料

完成したエコラジオで電波を受信中

春の実験教室の開催結果
開催日時 平成22年3月14日(日)13:30~15:30
会場 財団法人近畿地方発明センター ホール
参加者 38組親子(小学生48名・保護者40名)
プログラム
(1) ヘリウム「ガーガー声」の実験
形式: -ステージ・全体実験(参加型)-
内容:

スタッフが演示実験を行った後、参加者(保護者)の方たち数名にヘリウムガスの小型ガスボンベを使ってもらい、声の変化を実験した。

(2) 気体と音速の実験
形式: -ステージ・全体実験-
内容:

長さ300mのホースを伝わる音の速さを比較実験した。長さ300mのホースを3本用意し、それぞれに空気・ヘリウムガス・二酸化炭素の気体を充填。ホースの入り口に空のペットボトルを差し込み、ゴムつちでたたいて音をたて、もう片方の口から伝わる音をマイクを通して耳で確かめた。

(3) 共鳴音叉(おんさ)を使った実験
形式: -ステージ・全体実験-
内容:

「共鳴音叉」を使って、空気・ヘリウムガス・二酸化炭素の中での音の伝わり方の違いを実験器具と共に確かめた。ヘリウムガス・二酸化炭素の重さを、風船を使って比較してみせた。

(4) オルガン管を使った実験
形式: -ステージ・全体実験-
内容:

「オルガン管」を用いて、管の長さを変化させて、音の振動数を変えて、管の長さと振動数(音の変化)の関係を確かめた 。

(5) ストローで作るトロンボーン(ブーブー笛)の工作
形式: -ステージ・全体実験-
内容:

2本のストローを用いて簡易なトロンボーンを作成し、ストローの長さの調整で音の変化を確かめた。

(6) 風船電話の工作
形式: -個人・工作実験-
内容:

細長風船の両端に紙コップを取りつけ、片方に耳、もう片方にマイク代わりに声を出して、声の伝わり方を体験した。ステージでは糸電話も作って、音の伝わり方を比較してみせた。

過去のおもしろサイエンス