科学技術の啓発

科学技術に関する知識の普及を図るため、青少年から一般市民まで幅広く理解と関心を高めるようイベント等を開催しています。

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科学館・技術館訪問研修

平成27年度 科学館・技術館訪問研修

開催日時 平成27年8月3日(月) 午後1時15分~4時30分
訪問先 「オムロンコミュニケーションプラザ」
京都市下京区塩小路通堀川東入

「オムロン京都太陽株式会社」
京都市南区上鳥羽塔ノ森上河原87
参加者 中学生・高校生・教員 45名
主催 公益財団法人京都技術科学センター
後援 近畿経済産業局、京都府教育委員会、京都市教育委員会
研修内容 <オムロンコミュニケーションプラザ>
歴史フロアでは、「オムロンの理念」「オムロンの歴史」「オムロンの描くビジョン」の順に説明・解説をいただきながら、創業から現在に至るソーシャルニーズ創造の軌跡と未来に繋がるビジョンなどについて学びました。
ソーシャルニーズの説明 自動改札機の原理の説明
1933年、創業者が独自に開発したレントゲン写真撮影用タイマー。ゼンマイ式のタイマーで時間計測が正確に出来なかった当時、1/20秒で正確に撮影できるこのタイマーは、鮮明なレントゲン写真を可能にしました。
技術フロアでは、オムロンの事業・技術を「社会」「生活」「産業」の3つのコーナーに分かれて、それぞれ説明を聞くとともに体験をしました。
顔認識を体験 ドライバーモニタリングを体験
振動のセンシング&コントール技術 未来へのアプローチ

<オムロン京都太陽株式会社>
◇お話
会社のあゆみ、製品紹介、そして障がいを持たれた方々がより能力を発揮できるよう身体的機能を補う補助具・冶具を整備し、高品質・高生産性・少在庫を目指して、日々業務に取り組んでおられる状況についてのお話を、ビデオなども交えてお聞きしました。
熱心にお話を聞く参加者 車いす利用者用の斜めの鏡

◇工場見学
障がいの程度に応じた訓練の状況 障がい者用体温計製造工程の説明
はんだづけ製造工程の説明 血圧計製造工程の説明
【参加者の感想】
  • オムロンの歴史と活動がよくわかり、また、チャレンジする心がみられました。顔認証のシステム、すごくおもしろかったです。
  • 目線で方向や景色を変えることが出来る技術が印象に残りました。
  • 水槽の水が制御されたら揺れなかったこと。
  • 自動改札機で、キップが表か裏かで動きが違うことに驚いた。
  • 工場見学です!みなさん自分の仕事を真剣におこなっておられたことに「たしかに」仕事の現場に障がいは無いなと実感しました。
  • 障がい者の方が熱心に仕事をされている姿勢及びオムロンの社会に貢献していく姿勢。
  • 障がい者雇用について実際に聞けたのでよかった。また、美術と工学は根っこが同じだと思った。

過去の訪問研修